白昼夢

私は長いこと鬱を患ってきました。
辛くて、もう消えて無くなりたいと思い続ける日々

それがある日、ふっと消えて無くなりました。
お医者様が、言われるにはまだまだ油断してはいけないそうですが
お薬も徐々に減らしていただいています。

きっかけは、突然やってきました。
ご主人様に、家畜のように身体を改造していただいて
快感に理性が勝てなくなった瞬間
人影のあまりない夜道にご主人様が、車を駐められて
その中で、家畜に成り果てた身体を晒して
有羽が快楽に溺れてた時です。

ああ、この惨い身体を見られてもいい・・・・
快楽さえあれば・・・・・
見られても好い・・・いや・・・視て下さい・・・

時々人が通る夜道に向って
家畜の身体を露出させて、快楽に溺れていたとき
私の中からふっと、何かが居なくなりました。

こんな家畜の様になった身体に、抗えず
自分を受け入れた瞬間
これが今の自分なんだと自覚したんだと思います。

その日から、不思議と自分を責める自分が居なくなりました。
いままで、優等生で居なくては・・・
廻りの期待に応えなくてはと、足掻いていた自分が
見栄を張って、廻りにチヤホヤされて居なくてはと
焦り続けた自分が・・・・

もう、こんなになってしまったんだから
上辺だけ、取り繕ったってどうするの？
有羽は、こんなにも墜ちてしまったんだから・・・

と、現実を受け入れた瞬間
何かが、、ふっと・・・居なくなりました。

不思議です。
不自由になって、得る自由もあるんですね。

写真は、ご主人様に嵌めていただいていた
南京錠です、



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